帰り道。英二がどんどん前を歩いていく中、僕はピリピリと封筒の封を破る。
するとなんだか懐かしい感じのの字が出てきた。
ふぅ。
2・3回、深呼吸。
久しぶりの手紙は、なんだか緊張する。
よし。
僕は手紙に目を落とした。
不二 周助 様
不二とはいっぱい手紙書いたけど、これが最後の手紙だね。
寂しいけど、思ってること全部書くから全部読んでね。
まず、去年の9月。あたしが転入したての頃。
知ってる人がいなくて困ってた私に、最初に話しかけてくれたというか手紙くれたの、不二だったね。
分からないこととか全部教えてくれて本当に嬉しかったよ。
不二のおかげで英二とも仲良くなれた。って親友が出来た。
全部全部不二のおかげだよ。本当にありがとう。
それからも、不二とは凄く沢山話したね。今までよりも男子とよく話すようになった。
それにね、不二と沢山話してる内に、不二の良いところいっぱい見つけた。
それだけ不二のこと見てたって事かな。笑
それでね、みんなに優しくできる不二の“強さ”を知ったときに、私は不二に恋してるって気付いた。
だからあたしは不二に好きな人がいても貴方を好きでいます。
今まで日常が壊れるのが怖くて言えなかったんだけど、
今日は思ってること全部書こうと思ってね。
何年後かの同窓会でこんなことあったねって、笑い会えたらいいな。
あとテニス、絶対全国行ってね!!
あたしは全国レベルの中学に行くので、そこで絶対マネージャーやろうと思うんだ。
そしたらみんなに会えるでしょ?楽しみだな。
それじゃ、、、、全国大会で会おうね。
読み終わった後、僕は自分でも驚くような大声が出た。
「英二!って何時の電車乗るんだっけ!?」
「うひょっ!?8時だけどにゃんでってちょっと、不二!?」
英二の言葉が終わらないうちに僕は走り出した。
現在の時刻7時45分。此処からならまだ間に合うはず・・・。
「!!」
「!・・・不二!?」
僕は駅に駆け込んだ。
当然彼女は驚く。
僕はを抱きしめた。
「えっ・・・・・・・・不二・・・?・・・どうしたの・・・・?」
意外と冷静な彼女に僕は・・・・・
「・・・・きだ・・・・」
「・・・え?」
「君のことが好きだ・・・。」
告白していた。
「・・・・・・え・・・・・・・?」
「好き・・・・・」
「あたしも・・・だよ・・・・?」
の声は涙声になってた・・・
「・・・・ずっと好きでいるから・・・・」
「・・・・ありがとう・・・あたしも・・・ずっとずーっと大好きだよ・・・」
僕達はパッと離れた。は改札口を通った。
「さよなら。」
「さよなら・・・でもまた会えるよね!」
「うん!」
「じゃ、またね・・・」
は涙を浮かべながらも・・・・笑った。
だから僕も笑った。
去っていった。
そして
僕の頬には、熱い物が伝った。
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